當社は、國內の損害保険事業?生命保険事業を通じて安定した収益を持続的に創出するとともに、海外では市況に左右されない先進國のスペシャルティ保険の利益や新興國での高い成長を取り込んでいます。
足元の利益構成比は國內外で約半々となっており、グローバルに分散の効いたポートフォリオを実現しています。
業績
順調な事業拡大と利益成長、高い資本効率を実現
- トップライン
(正味収入保険料+生命保険料)4兆6,900億円 - 修正純利益4,240億円
- 修正ROE10.8%
- ※ 2021年度年初予想
- ※ 修正純利益、修正ROEは、保険事業特有の各種準備金やのれんの影響等を控除した當社獨自の経営指標
利益構成比
バランスの良い事業ポートフォリオを構築
- ※ 2021年度年初予想ベース
事業展開
日本と世界46の國?地域で広く事業を展開
- 出典:AXCO, SUSEP, FSCA Financial Sector Conduct Authority, Lloyd’s Annual Report, S&P Global, 日本損害保険協會(元受正味保険料)
- ※ 損害保険料の各國內順位
株主価値
マーケットとピアを上回るTSRを実現
※ 2021年3月末時點
- 出典:Bloomberg
- ※ Total Shareholder Return (TSR) :配當再投資後のキャピタルリターン、2002年4月1日の株価を100とした指數
- ※ ピアはAllianz、AXA、Chubb、Zurich
財務基盤
外部評価機関から高い格付を取得
- S&PA+
- Moody’sAa3
- A.M.BestA++
- ※ 東京海上日動の財務格付(2021年3月末)
ESG評価
多くのグローバルなESG評価機関から高い評価を取得
- 12年連続
- 5年連続
- 20年連続
(參考)市場環境
世界最大の米國市場における利益成長と、世界第3位(損保は第4位、生保は第3位)の日本市場における安定成長がカギ
2017年の保険市場は$4,891bnであり、生損保共に米國が第1位となります。日本は、中國に次ぐ第3位で、損害保険市場では第4位、生命保険市場では第3位となります。
世界の生命保険?損害保険元受収入保険料上位10ヵ國:2017年*1
順位 | 國名 | 生命保険料 | 損害保険料*2 | 合計保険料 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
金額 | 対前年増率(%) | 世界合計に占める割合(%) | ||||
1 | 米國*3,4 | 546,800 | 830,315 | 1,377,114 | 2.0 | 28.15 |
2 | 中國*5 | 317,570 | 223,876 | 541,446 | 16.2 | 11.07 |
3 | 日本*4,6 | 307,232 | 114,818 | 422,050 | -6.5 | 8.63 |
4 | イギリス*4 | 189,833 | 93,499 | 283,331 | -2.6 | 5.79 |
5 | フランス*7 | 153,520 | 88,083 | 241,603 | 1.8 | 4.94 |
6 | ドイツ*7,8 | 96,973 | 126,005 | 222,978 | 3.8 | 4.56 |
7 | 韓國*4,6 | 102,839 | 78,378 | 181,218 | 2.4 | 3.70 |
8 | イタリア*4 | 113,947 | 41,562 | 155,509 | -2.6 | 3.18 |
9 | カナダ*4,9 | 51,592 | 67,927 | 119,520 | 5.5 | 2.44 |
10 | 臺灣 | 98,602 | 18,873 | 117,474 | 15.8 | 2.40 |
- 出典:Swiss Re 社、sigma、2018年第3號
- *1 再保険取引前
- *2 傷害保険および健康保険を含む
- *3 損害保険料には州基金を含む。生命保険料には、団體年金保険料の推定値を含む
- *4 推計値
- *5 暫定値
- *6 2017年4月1日から2018年3月31日までの年度
- *7 損害保険料は暫定値
- *8 生命保険料は推定値
- *9 生命保険料については正味保険料を表す
2017年の生損保合計保険料と1960-2017年の普及率(保険料の対GDP比)
地域保険料(シェア)
- * 円の大きさは保険料のイメージ
先進歐州?中東?アフリカ(EMEA)
西歐

新興EMEA
アフリカ、ロシア

新興アジア
インド、中國、ASEAN

先進アジア太平洋
日本、オセアニア

北米

中南米

- 出典:Swiss Re 社、sigma、2018年第3號
先進國での著実な成長に加え、成長著しい新興市場の取り込みがカギ
損害保険料について、先進國では経済成長に連動して成長しますが、保険の普及率が低く、人口が増加傾向にある新興市場では経済成長を上回る成長をしています。なお、生命保険料の伸びは金利や規制、稅制などの影響を大きく受けるため、必ずしも経済成長には連動しません。
損害保険料および生命保険料の伸びと実質GDPの伸び(7年移動平均)
先進國

新興市場

- 出典:Swiss Re 社、sigma、2018年第3號